踊るプロジェクト室井慎次の敗れざる者が封切られましたね。踊るファンとしてぜひとも映画館で観たい者です。
室井さん(柳葉さん)は故郷秋田で暮らしている設定ですが、私も秋田県に一泊二日で行ってきました。秋田駅周辺をぶらりと散策し、暇つぶしというには勿体無い、ぜひ訪れて欲しい、美味しい秋田ご当地グルメが食べられるお店をご紹介します。
秋田ご当地グルメの魅力
秋田県のご当地グルメは、自然の恵みと伝統の技術が生み出す多彩な味わいが特徴です。まず、比内地鶏は、日本三大地鶏の一つで、しっかりとした肉質と豊かな旨味が自慢です。特に「きりたんぽ鍋」では、比内地鶏のだしと一緒にきりたんぽを煮込むことで、濃厚で深い風味が楽しめます。また、海の幸を活かしたしょっつる鍋は、魚醤「しょっつる」を使った塩味の鍋で、魚介の旨味が詰まった秋田らしい一品です。これらの料理には、地元の日本酒が相性抜群。秋田の日本酒は、良質な水と米で作られ、滑らかな口当たりと芳醇な香りが特徴です。さらに、B級グルメとして人気の横手焼きそばは、太めの蒸し麺に甘めのソース、目玉焼きをのせたシンプルでありながら奥深い味わいが楽しめます。これらの秋田のグルメは、地元の食材や気候風土を活かした、温かみのある料理ばかりで、地域の魅力を感じさせてくれます。
秋田新幹線で秋田へ
東京駅から秋田新幹線「こまち」に乗り込んで3時間54分秋田駅に向かいます。先頭席だったものでずっと壇蜜(だんみつ)がイメージキャラクターの「サキホコレ」が。秋田ではあきたこまちよりイチ押しみたいです。
かなりあきたこまちと比較するとサキホコレはもっちりしていて夜ごはん向き。
秋田駅前
秋田駅に到着。新幹線の改札前はハロウィンに飾り付けられた秋田犬となまはげがお出迎え。
秋田駅は西口に複合施設が集合していて、今回の12選は西口側になります。
秋田駅の東口はロータリーだけで商業施設はありません。NHKがあり、駅を背にして進むとレンタカー営業所が点在してました。
秋田比内地鶏やトピコ店
秋田駅直結トピコ店2階の秋田比内地鶏やに向かいます。
比内地鶏究極の親子丼。卵はふわふわ。赤みで弾力がある鶏肉でした。小皿のいぶりがっこ。燻製が味変になってこれまた美味しい。
秋田県の伝統的な漬物で、燻製された大根を米ぬかで漬け込んで作られます。独特のスモーキーな香りと、シャキシャキとした食感が特徴で、お酒のおつまみやご飯のお供として人気です。燻製にすることで保存性が高まり、冬場の保存食としても重宝されてきました。特にクリームチーズと合わせると、現代風のアレンジとして楽しむ人も増えています。
秋田県の郷土料理で、炊いた米をつぶして杉の棒に巻きつけ、炭火で焼き上げたものです。焼いたきりたんぽは、鍋料理「きりたんぽ鍋」に使用され、鶏肉や野菜、比内地鶏の出汁と一緒に煮込まれます。香ばしく、モチモチとした食感が特徴で、秋田の秋冬の季節に特に親しまれています。また、鍋以外にも味噌をつけて焼いて食べるスタイルもあります。長いたんぽを切るからきりたんぽ。
きりたんぽ鍋一人前。舞茸とごぼうが滋味深い旨みがありスープが上品で。きりたんぽは鍋の中でご飯がおじやにならずにしっかりご飯でした。まずは一軒目のきりたんぽ鍋。
同じフロアの
稲庭干饂飩 八代目 佐藤養助は
夕方15〜16時は閉店してるから
気をつけてね
秋田グルメがほぼ食べられる 無限堂秋田駅前店
秋田駅西口から徒歩10分程度で到着。
稲庭うどんは、秋田県発祥の伝統的な手延べうどんで、約350年の歴史を誇ります。特に細くて滑らかな麺が特徴で、厳選された小麦粉と天然水を使って作られています。長時間の熟成と独自の製法により、コシのある食感と上品な喉越しが楽しめます。手間暇をかけた製造工程が、稲庭うどんの特別な味わいを生み出し、贈答品や全国的に有名なご当地麺として親しまれています。
稲庭うどんのハーフサイズ。平たい麺でスープがほんのり甘くて、首都圏ではうどんスープを飲み干すことはありませんが飲み干せました。
比内地鶏の味噌漬け燻り。ほろほろで柔らかく噛めば噛むほど燻製が鼻に抜けて味わい深いものでした。
しょっつるは、秋田県の伝統的な魚醤で、主にハタハタ(魚)を原料として作られています。塩と魚を発酵させて作られ、濃厚な旨味と独特の香りが特徴です。味噌汁や鍋料理、煮物など、さまざまな料理に使われます
しょっつる鍋1人前。直径15センチ程度の小鍋でハタハタはめざしくらいの大きさ。少ししょっぱいのでご飯が進みそうです。
約350年の歴史を持つ個性的な酒蔵で、地元の良質な地下水と酒米を使用し、伝統技術と革新を融合させた多彩な日本酒を醸造しています。フルーティーな吟醸酒や古酒、季節限定品など、幅広い風味を提供し、国内外で高い評価を受けています。日本酒の売り上げランキングでは、新潟、兵庫、京都、秋田、広島が上位に位置し、秋田は特に滑らかで柔らかい口当たりの日本酒が特徴です。秀よし酒造の個性的な酒もその一翼を担っています。
秋田日本酒秀よしの冷や。お店の方に聞いたらイチ押しのお酒でした。甘口。お通しで一杯。
あきたこまちの鮭おにぎり。ふんわり握られたおにぎりが美味しかった。
秋田きりたんぽ屋
秋田駅西口前にあります。従業員がモンペ姿で対応、きりたんぽ焼き場で焼いたきりたんぽを鍋に入れて出してくれます。食事の最中にきりたんぽがどうやって生まれたのか紙芝居で語部も。
2軒目のきりたんぽ鍋。1軒目と比較するとこちらの方がジャンクな感じがしました。
清流の女王を注文。清流というだけあってスッキリした辛口で、一口一口ゆっくり飲みました。
日本酒が豊富
お酒が好きな方に
おすすめのお店
戦後間もない昭和20年代に誕生し、地元で親しまれてきたご当地グルメです。太めで柔らかい蒸し麺に甘めのソースが特徴で、目玉焼きをのせ、生卵の黄身を絡めて食べるスタイルが独特です。付け合わせには福神漬けが添えられ、シンプルながら奥深い味わいが人気となっています。
横手焼きそば。野菜が少なく、そば自体を楽しむ焼きそば。稲庭うどんと同じで少し甘めのソースでスルスル食べやすいです。
専門店はこちら
秋田市民市場
16時過ぎの訪問でしたが魚が並んでました。秋田駅西口から徒歩15分くらいの所にありますので、近隣一体の飲食店は新鮮な材料で作られていますよね。食べ歩きはできず、購入し持ち帰る市場です。
まとめ
秋田のグルメは、豊かな水源が美味しさの秘密です。米どころとして知られる秋田では、名水が育むお米から作られるお酒や、醤油が特に有名です。豊富な山の水で育まれた野菜や、清流で育った魚介類も秋田グルメの特徴です。秋田の水は、自然が作り出す美味しさの源泉であり、郷土料理全体に大きな影響を与えていて、室井慎次さん(柳葉敏郞さん)が帰郷されるわけですね。ぜひ出かけてみてください。
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