シットキングスとは
シットキングス(S**t Kingz)は、日本のダンス界を代表するパフォーマンスグループで、2007年に結成。メンバーはshoji、kazuki、NOPPO、Oguriの4人で、それぞれが個性的なスタイルを持ちながらも、卓越した技術とシンクロした動きで観客を魅了。世界中のダンスコンテストで数々の賞を受賞し、その創造的でエンターテイニングなパフォーマンスは国内外で高い評価を受けている。日本国内ではもちろん海外でもダンスワークショップを開催中。
Da-ice、木村拓哉、AAA、など数々のアーティストの振付師としても有名。彼らのショーは、シットキングスの由来シッキン=失禁でもあるようにユーモアや感情を巧みに取り入れた演出。
三浦大知のバックダンサーだった
実は三浦大知くんのファン。彼は和製マイケルジャクソンと呼ばれ、小学生の時にはフォルダーでデビューし声がわりの時期はお休みして2005年3月に「Keep It Goin’ On」でソロ・デビュー。全然売れなかったけれど、2017年1月「EXCITE」で自身初のオリコン週間シングルチャート1位を獲得し「第50回日本有線大賞」において「有線音楽優秀賞」を受賞。合わせて「第59回輝く!日本レコード大賞」において優秀作品賞を受賞、その年「第68回NHK紅白歌合戦」にて紅白初出演を果たした。
2017年、朝の番組スッキリで雷に打たれた私。同様に歌って踊るファンの話に囲まれてきたけれど、聴く専門でファンクラブに入るなんて思ってもいなかった。現在は夫婦ともファンクラブに入って、ライブを楽しみに。大知くんのおかげで日本国中に出かけるきっかけにも。2017年当時はシッキンがバックダンサーだったけど、途中からバックダンサーを卒業。当時、大知くんが言ってたことで印象的だったのが、ライブが終了して打上げかと思いきや、ダンサー全員でビデオを見返してダンスの振り返りを。どれだけ真面目なん、って。2時間をぶっ通しで踊ってパフォーマンスをお互いに高めあってきた家族であり戦友。
シッキンは、ももたろうのインタビューでも大知くんのバックダンサーであったからこそ彼らの活躍があり、最初にこのももたろうライブ2日間出演のオファーをかけたと。
ももたろうフェス
シッキンの最初の単独舞台公演は2013年で、演劇的要素も盛り込んだ内容。2023年10月、歌唱なしダンスパフォーマンスのみでは初となる武道館単独公演を実現。そのライブには行けなかったけど、今回のフェスも大知くんが出演するのでファンクラブから応募。お互いに売れっ子で大知くんとシッキンコラボは滅多に見れない格別なもの。大知くんファンのお一人が語ってたけど、あのシッキンが大知くんと踊る時には必死になってしまう。日本のダンス会頂点のエンターテイメントと言っても過言ではない・・・と思うのは冷静になって日にちが経過してから。ものすごく難しい振りを、普通に踊っているので観てる時には気づかない。音楽番組などを観て比較しないと普通すぎてわからない。
今回はフェスで様々な出演アーティストが2日間に渡り出演。振り付けをしているので、どのアーティスト達とも一緒に踊るシーンがあり、大知くんが一緒に踊るフェスなんて今までに開催されていただだろうかとコメント。歌うことはあっても踊ることは無かった。
ぴあ公式さんからお借りした写真
日本のエンターテイメントは脆弱?
こんなことを書くと批判は覚悟だけど、以前の日本のエンターテイメントは目鼻立ちが良いかどうかが重要だった。パフォーマンスで胸を打たれたとか技術などがクローズアップされたりしなかった。お隣アメリカでは、ダンスは芸術の一部として確立されており、公共の支援や教育プログラムが揃っていてプロダンサーになれるけれど、日本ではそのキャリアパスが充実していない。就職先も限らられていて競争も激しい。
でも、シッキンはインタビューで、最近はダンスが学校の必須科目になったり、歌って踊る企画が当たり前になったり、YouTubeやTikTokなどのオンラインでの露出など、ダンスの敷居が低くなったと。
源泉はこれやってなくない?
このブログを書くために色んなシッキンの記事を読んだけど、各自が新しい取り組みをして4人でいることで融合し超速で進化している彼らのまとめは簡単には無理だった。
当初から「これやってなくない?」を源泉に。
大知くんが無言ダンスを思いついた時にkazukiさんは、俺らが思いつくことじゃない?と嫉妬したと。でも肩肘張ってダンス界を変えてやるという意気込みではなく、やりたいことや楽しいことの追求。ダンスをやって無い人でも楽しんでもらえてダンスはダンサーのものという考えが少しずつなくなってきているのかな?とゆくゆくは完全になくしたいと、ももたろうライブのインタビューにて。
ぴあ公式さんからお借りした写真
あとがき
大知くんのライブに行くと、圧倒的な歌唱力、歌詞の間のグルーブ。普通は歌って振りをつけるのだろうけど、踊っているのか歌っているのか途中わからなくなる一体感で才能を見せつけられて。ファンの皆さんと一緒に感動を味わう。
シッキンのファンではあったものの今回初めてライブに参加した。お客様や出演者を全員楽しませるシッキンワールドという夢の国に入れた感覚。でも実は最高級の技術であったり日々彼らが研究し得ている努力の賜物であることは間違いないのに全くそれを感じさせない「近所のお兄さん達」という身近な存在でずっと笑わせてくれるシッキンワールド。4時間という長丁場であったにもかかわらずあっと言う間。旅は旅でもエンターテイメントに心を動かされた旅。三浦大知くんとシッキンはYouTubeやインスタで観れますのでぜひ観てみてください!あなたも沼にハマるかも。
本編でみなとみらい日帰りは終了します。ここまで読んでいただきありがとうございました!
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