自分が意図しない突然の異動。新環境で名前も顔も知らないチームメイトと結果を出さないといけない。管理職であれば尚更。ここ数年短期での異動を繰り返し、全てを把握し理解したいのですが空回りの毎日を過ごし、異動直後の最優先は自分の役割の把握と確認でした。その結論に至った理由を書きます。
担当者名が覚えられない
新環境で様々な関連先へメールを送る必要があり毎日200件近く届くメールから、はて・・・何という会社だっけ担当者名は・・・?検索窓に入力して検索したいのに名前が思い出せない。件名から検索したいのにこれまた件名は何だっけ?200件を1週間5日勤務で1,000件のメール、把握できていない業務につき、即理解できるわけがありません。
インプットに時間を割いて疲れ果てる
日経新聞を本格的に読み始めました。目を酷使していたせいか老眼に。携帯の小画面で読むのは大変で、社用パソコンに社用・私用携帯をリュックに背負いタブレットまで持つのは限界。紙で読んでいましたが今どき電車で新聞を広げている人は居ないんですよね。慣れない遠距離通勤の疲れもあって数ヶ月でやめました。その知識は果たして何に必要で得ようとしたのか。拡大質問を新聞に投げて膨大な量の答えを得ようとしていたわけです。
上司は定時に上がっていく
当時の部長は朝1時間前から出社しており、日中は終日会議。定時前の17時前からは上がりに向けて1日の整理を行い、明日の準備をしていました。私がとても上がれそうにない状況を嘲笑い(早く上がらせるためにわざとだと思いますが)定時に上がっていき、それから2時間残業しても全く終わっていませんでした。部長はご自身の優先業務は「決裁業務」作成物は我々に一任。日中は決裁に必要な情報だけを集中して得ていたわけです。
適当に答えて痛い目に
全ての情報を得ようとして理解不足で会議で回答を求められるもスラスラ出てこない。以前にもらった資料はどこに入れたっけ?適当に答えたことが関連部署の部長から誰が決めたことだ!と後々お叱りを受けて大変な騒ぎになりました。会議に向かう前に、会議の趣旨を開催者に確認し自分が回答者なのか聴衆者で良いのかさえも確認していなかったのです。
まとめ
第一優先は自分の役割は何なのかを理解すること。仕事は役割分担されており、自分1人で働いているわけでは無いんですよね。必ず自分より知見がある社員が周りに居るんですよね。インプットに一生懸命で精神的に追い込まれてメールの相手名さえも出てこない状況だったというわけです。
わからないことは関係者にすぐ聞くこと。その場で聞いて解決できていたら・・・迷惑をかけていなかっただろうな、そんないっぱいいっぱいの上司の下で働くなんて嫌だったはず。立場によってはわからないことをわからないと正直に言うには勇気が入りますが、黙っていても後からバレますので勇気を出して聞いてみてください。また聞かれたら分かりやすく教えてあげたら、時間をかけたとしても結果、自分の業務も早く廻るようになると思います。
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